投資と言えば不動産や株などをイメージされがちですが、実は指輪や宝飾品といった実物資産も対象になります。
貴金属では特に金が普遍的な価値を持っています。
この普遍的な面は先の見えない経済状況が続く現在では安定資産と言われています。
実物資産とは上記の様な金やプラチナといった貴金属や指輪等の宝飾品の様に形があり、それ自体に価値のある資産の事を指します。
投資でよくイメージされる株は有価証券の事を呼びます。
金は希少性の高さから世界共通の価値があり、不況や戦争時でもその価値が揺るがない為、安定した資産として重宝されている特徴があります。
インフレなどの様々なリスクにも強くて市場も大きい事もあり、銀行に預けるよりも長期的な資産形成が可能となります。
貴金属は金以外にもプラチナや銀もあります。
プラチナは金よりも資産価値は現在低いのですが、金よりも生産量が少なく希少価値は高くなります。
指輪といった宝飾品に使用されている様に思われますが、自動車の排ガスを除去する触媒として利用されていたり工業分野で活躍しています。
そうした背景から不況により自動車の売れ行きが鈍ると需要は低下し、売れ行きが良いと高まるといった経済状況に左右されやすい特徴があります。
つまり株価と同じ動きをするので乱高下のある資産と言えます。
銀ですが金同様に通貨として用いられており値動きも同じ様になっています。
価値はそこまで高くはなく市場も小さいので乱高下もあります。
工業分野でも多用されており景気に左右される特徴がありますが、長期形成を考えないハイリスク・ハイリターンの投資商品として人気になります。
価格が乱高下あるという事は、それだけ儲かる可能性を秘めています。

ジュエリーは投資対象としてどうか

以上の様に貴金属では金が安定しており長期形成に向いている反面、プラチナや銀は値動きが激しいハイリスク・ハイリターンという特徴があります。
投資の側面から検討した場合、貴金属は投資価値のあるものと考えられています。
ただし、上記の様に種類による特徴を踏まえて検討する必要があります。
次にジュエリー等の宝飾品ですが、宝石の価値は人件費も含んでいます。
原石を見つけて研磨して職人が指輪やネックレスなどに施す過程がありますが、この工程に関わっている人達の費用も値段に含まれます。
指輪やネックレスは使用や時間による劣化がありますが、ジュエリーは変質しにくい性質があるので中古でも新品でも価値はあまり変わりません。
ジュエリーの大半は貴金属に付けられていますが、金属が変色してそれ自体の価値が低下してもジュエリーの価値は変わらないのでリフォームする事で安定的な価値を保つ事が可能になります。
ただし、ジュエリーの用途には結婚指輪等の贈る品が多く、記念にイニシャルをつける方もいます。
イニシャルを付けていると買取の際に価値を下げる要因になります。
宝石の価値は変わりませんが、リフォームしたとしても転売が難しいので買取を希望する際は注意する必要があります。

ジュエリーの価値や指輪に用いられる金やプラチナの量によって買取価格は変動しますが、それ以外に劣化状況とデザインも重視されています。
このデザインにはジュエリーのカットや宝飾品も含みます。
総合的に買取は貴金属やジュエリーの価値が重視されるのですが、買取時にはこの様な査定の視点も考慮しておく必要があります。
現在の経済はなかなか先の見えない状況であり、投資をしているとリスクが高い状況でもあります。
株や不動産投資といった変動するものはハイリターンが期待できますが、長期形成を考えると安定的な価値を保つジュエリーや貴金属と併用して臨む事が安全と言われています。
実物資産の特徴を知っていると知らないとでは大きな差が生まれます。